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回転売買
読み:かいてんばいばい
回転売買とは、証券会社や担当者が投資家の利益よりも自社の手数料収入を優先して、必要以上に頻繁な売買を繰り返す行為のことを指します。一般的に、売買をするたびに投資家は手数料を支払うことになるため、取引回数が多くなるほど手数料負担が増えます。
その結果、資産の運用成果が悪くなったり、無駄なリスクを負う可能性があります。投資初心者は「頻繁に売買している=うまく運用されている」と感じてしまうことがありますが、実際にはこのような回転売買が行われている可能性があるため注意が必要です。証券会社に任せて運用している場合でも、定期的に取引履歴を確認し、不審な売買がないかチェックすることが大切です。
関連する専門用語
適合性の原則
適合性の原則とは、金融機関や証券会社などが投資商品を勧める際に、その商品が顧客の知識や経験、資産状況、投資目的に合っているかを確認し、適切な提案をしなければならないというルールです。 たとえば、投資の経験がほとんどない人に対して、リスクの高い複雑な商品を勧めるのはこの原則に反する行為となります。この原則は、顧客を不適切な勧誘から守り、公正で安心できる投資環境をつくるための重要な仕組みです。特に資産運用の初心者にとっては、自分にとって無理のない、理解できる商品が選ばれるための大切なルールとなっています。
フィデューシャリー・デューティー(fiduciary duty/受託者責任)
フィデューシャリー・デューティーとは、資産を預かる立場にある金融機関やアドバイザーが、顧客の利益を最優先に考えて行動する責任のことをいいます。日本語では「受託者責任」とも訳されます。 たとえば、投資信託を運用する会社や、資産運用の助言を行う人は、顧客にとって最も適した選択をする義務があり、自分たちの利益を優先してはならないとされています。この考え方は、投資初心者にとっても非常に重要です。なぜなら、誰かに相談して資産運用を行うとき、その人が本当に自分のためを思って提案しているかを見極める基準になるからです。信頼できる金融パートナーを選ぶうえで、フィデューシャリー・デューティーの有無は大きな判断材料となります。
長期投資
長期投資とは、数年から数十年のスパンで資産を運用し、時間をかけて利益を得る投資手法です。株式や債券、不動産、投資信託などが主な対象で、短期的な市場変動に左右されず、複利の効果を活かして資産を増やすことを目指します。
金融庁
金融庁とは、日本の金融システムの安定や利用者の保護を目的として、銀行、証券会社、保険会社などの金融機関を監督・指導する国の機関です。金融商品やサービスが安全で公正に提供されるようにルールを整備したり、不正な取引がないかをチェックしたりする役割を担っています。 また、投資家を守るための制度設計や、金融商品取引業者の登録・監督も行っています。金融庁がしっかりと機能していることで、私たちは安心して銀行を利用したり、資産運用を始めたりすることができるのです。