専門用語解説
出向
出向とは、ある企業に所属したまま、別の企業や関連会社で一定期間働くことを指します。出向先での業務に従事しますが、給与や身分は原則として元の会社(出向元)に残ったままです。出向にはスキル向上や人材交流などの目的があり、企業間での人材活用の一環として行われます。資産運用の観点では、勤務地が変わることで生活費や住居費に影響が出る場合があり、家計管理を見直す必要があります。また、出向先によっては給与の一部を出向先が負担するなど、収入形態に変化がある場合もあります。さらに、将来的に転籍(出向先に完全に移る)となる可能性もあるため、長期的なライフプランにも影響を及ぼすことがあります。