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寄付(よりつき)
読み:よりつき
寄付とは、株式市場や先物市場がその日の取引を開始するときに成立する最初の取引価格のことです。市場が開く前に集まった買い注文と売り注文をもとに、オークション方式で最も多くの取引が成立する価格が決められます。
寄付はその日の相場の出発点となるため、投資家にとって重要な参考指標です。前日の終値や寄付の直前に出された注文の状況によって大きく変動することがあり、特にニュースや企業の発表があった翌日は価格が大きく動きやすくなります。初心者にとっては、寄付の価格を見ればその日の相場の雰囲気や勢いを把握しやすくなります。
関連する専門用語
前日終値
前日終値とは、株式市場が前回の取引日(通常は前営業日)の取引終了時点でついた株価のことを指します。この価格は、当日の株式の始値やその後の値動きを判断する際の基準となります。たとえば、ある株が前日終値で1,000円だった場合、次の取引日にその株が1,050円で始まれば「50円高」となり、前日と比べてどれだけ値が上がったか、下がったかを見る目安になります。投資初心者の方にとっては、株価の動きを理解するための出発点としてとても重要な価格です。
気配値
気配値とは、株式やその他の金融商品が市場で実際に取引される前に、売りたい人と買いたい人がそれぞれ提示している希望価格のことです。たとえば、ある株を1,000円で買いたい人がいれば「買い気配」として1,000円が表示され、逆に1,050円で売りたい人がいれば「売り気配」として1,050円が表示されます。 取引所の板情報としてリアルタイムで更新されるため、現在の市場の雰囲気や投資家の動向を把握するのに役立ちます。気配値だけではまだ取引は成立していない状態ですが、売りと買いの価格が一致すると実際の売買が行われ、約定価格として市場に記録されます。特に取引開始前や初値が決まる前の時間帯には、気配値の動きが重要な判断材料になります。
出来高
出来高とは、ある期間に売買された株式の数量のことを意味します。出来高が多いと、その株に多くの人が関心を持って取引していることを表し、価格も動きやすくなります。反対に出来高が少ないと、取引が活発でないため、売りたいときに売れなかったり、価格が思ったように動かなかったりすることもあります。
オークション方式
オークション方式とは、証券取引所や市場で売買価格を決定する際に、買いたい価格と売りたい価格を参加者が提示し、その条件が合致したところで取引を成立させる方法のことです。 株式市場では、特に取引開始時や終了時にこの方式が使われ、すべての注文を集めたうえで最も多くの取引が成立する価格が選ばれます。これにより、公平で透明性の高い価格形成が可能となり、一部の投資家だけが有利になることを防ぎます。初心者にとっては、特定の時間帯に価格が大きく動く理由を理解する上で大切な仕組みです。