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MSCIエマージング・マーケット指数
読み:えむえすしいあいえまあじんぐまあけっとしすう
MSCIエマージング・マーケット指数とは、アメリカの指数提供会社MSCI(モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル)が算出・公表している、新興国市場全体の株式の動向を示す株価指数です。英語では「MSCI Emerging Markets Index」と呼ばれ、世界の新興国に投資する際の代表的なベンチマークとして使われています。
この指数には、中国、インド、ブラジル、南アフリカ、台湾など20数カ国の上場企業が含まれており、それぞれの国の時価総額に応じて構成比率が決められています。投資家はこの指数に連動するETFや投資信託を通じて、分散された新興国株式への投資が可能です。新興国は成長性が期待される一方で、政治・経済の不安定さや通貨リスクなどもあるため、この指数は投資対象としての魅力とリスクの両面を把握するための指標となっています。
関連する専門用語
MSCI(エムエスシーアイ)
MSCI(エムエスシーアイ)とは、「モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル(Morgan Stanley Capital International)」の略で、アメリカに本拠を置く世界的な株価指数の提供会社です。世界各国の株式市場の動向を把握するための基準(ベンチマーク)となるさまざまな株価指数を開発・提供しています。 特に有名なのが、MSCIワールド指数(先進国株式)やMSCIエマージング・マーケット指数(新興国株式)、そしてそれらを統合したMSCI ACWI指数(全世界株式)です。MSCIの指数は、機関投資家から個人投資家まで幅広く利用されており、多くの投資信託やETFの運用方針における基準となっています。国や地域、業種ごとに多彩な指数を提供しており、国際分散投資を行ううえで欠かせない存在です。
インデックスファンド
インデックスファンドとは、特定の株価指数(インデックス)と同じ動きを目指して運用される投資信託のことです。たとえば「日経平均株価」や「TOPIX(東証株価指数)」などの市場全体の動きを示す指数に連動するように設計されています。この仕組みにより、個別の銘柄を選ぶ手間がなく、市場全体に分散投資ができるのが特徴です。また、運用の手間が少ないため、手数料が比較的安いことも魅力の一つです。投資初心者にとっては、安定した長期運用の第一歩として選びやすいファンドの一つです。
パッシブ運用
パッシブ運用とは、投資信託を選ぶ際の運用手法の一つ(対義語:アクティブ運用)。比較のために用いる指標であるベンチマーク(日経平均やNASDAQなど)と同様の動きを目標とする運用手法で、組み入れ銘柄数は多くなる傾向がある。パッシブ運用はアクティブ運用に比べて販売手数料や信託報酬などのコストは安くて済むが、リスクが分散される分、リターンも小さくなるという特徴がある。