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店頭市場
読み:てんとうしじょう
店頭市場とは、証券取引所のような組織化された取引所を通さずに、証券会社や金融機関などの販売業者と投資家の間で直接取引が行われる市場のことです。英語では「オーバー・ザ・カウンター(OTC)マーケット」と呼ばれ、株式や債券、デリバティブ(金融派生商品)など、さまざまな金融商品が取引されています。
店頭市場では、取引の条件や価格が取引ごとに個別に決められるため、柔軟性が高い一方で、情報の公開が限定的であるために透明性が低くなる傾向があります。また、取引所に上場されていない未公開株や、流動性の低い商品も多く扱われるため、投資家にとっては商品の性質やリスクを十分に理解したうえで取引することが重要です。特に資産運用初心者にとっては、証券会社などからの説明をよく受けてから利用することが望まれます。
関連する専門用語
流動性
流動性とは、資産を「現金に変えやすいかどうか」を表す指標です。流動性が高い資産は、短時間で簡単に売買でき、現金化しやすいという特徴があります。例えば、上場株式や国債は市場で取引量が多く、いつでも売買できるため、流動性が高い資産とされています。 一方、不動産や未上場株式のように、売買相手を見つけるのが難しかったり、取引に時間がかかったりする資産は、流動性が低いといえます。 投資をする際には、自分が必要なときに資金を取り出せるかを考えることが重要です。特に初心者は、流動性が高い資産を選ぶことで、急な資金需要にも対応しやすく、リスクを抑えることができます。
金融商品取引業
金融商品取引業とは、株式や投資信託、債券、デリバティブなどの金融商品を取り扱って、売買や仲介、運用のアドバイスなどを行う事業のことです。証券会社や投資顧問会社、資産運用会社などがこの業務を担っており、金融庁の登録を受けることで営業が認められます。 この制度は、投資家が安心して金融商品を利用できるようにするためのもので、事業者には厳格なルールと義務が課されています。投資初心者にとっては、信頼できる金融商品取引業者を選ぶことが、資産運用を安全に始める第一歩となります。