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部分解約
読み:ぶぶんかいやく
部分解約とは、保有している投資信託や保険商品などを一部だけ解約して現金化する手続きを指します。
たとえば、投資信託を毎月積み立ててきたものの急な出費が発生した場合、全部を売却せず一部だけ換金すれば、残りの資産はそのまま市場で運用を続けられます。部分解約では解約額が基準価額や解約単価によって計算され、売却益が出た場合には税金が発生します。
また、残高が一定額を下回ると追加の手数料がかかったり、口座自体が自動解約となる商品もあるため、商品ごとの規約を確認することが大切です。部分解約を上手に活用すれば、急な資金需要と長期運用の両立が図れますが、解約タイミングによっては運用益の機会を逃す可能性もあるため、相場環境や手数料を考慮して判断することが望まれます。
関連する専門用語
満期
満期とは、金融商品や契約の期間が終わる時点のことを指します。たとえば、定期預金や債券などにはあらかじめ決められた運用期間があり、その期間が終了する日を満期といいます。満期になると、元本や利息が支払われたり、契約が終了したりします。つまり、投資したお金が戻ってくるタイミングのことを意味します。投資を行う際は、この満期がいつになるのかを確認しておくことが大切です。
評価額
評価額とは、資産や企業の価値を金銭的に算定した金額のことである。市場価格が存在する場合はその価格を用いるが、不動産や非上場株式などの場合は、鑑定評価や財務分析を基に算出される。税務や会計、投資判断の場面で重要な指標となり、資産売却や企業のM&Aの際にも適正な価格を判断するために用いられる。評価額は算出方法によって異なることがあり、状況に応じた適切な評価が求められる。
流動性
流動性とは、資産を「現金に変えやすいかどうか」を表す指標です。流動性が高い資産は、短時間で簡単に売買でき、現金化しやすいという特徴があります。例えば、上場株式や国債は市場で取引量が多く、いつでも売買できるため、流動性が高い資産とされています。 一方、不動産や未上場株式のように、売買相手を見つけるのが難しかったり、取引に時間がかかったりする資産は、流動性が低いといえます。 投資をする際には、自分が必要なときに資金を取り出せるかを考えることが重要です。特に初心者は、流動性が高い資産を選ぶことで、急な資金需要にも対応しやすく、リスクを抑えることができます。
スイッチング
スイッチングとは、確定拠出年金(iDeCoや企業型DC)でよく使われる用語で、すでに保有している運用商品を売却し、その資金で別のファンドに乗り換えることを指します。たとえば、安定重視の債券型ファンドから、成長を狙った株式型ファンドに変更するなど、市場環境やライフプランの変化に応じて資産配分を見直すための重要な手段です。 確定拠出年金の仕組みでは、このスイッチングは同一制度内で完結するため、多くの場合、売却や購入に手数料がかからず、非課税で実行できます。ただし、ファンドによっては信託財産留保額やスプレッドなど、乗り換え時にコストが発生する場合もあるため、注意が必要です。 投資初心者にとっては、「口座の中で資産を入れ替える仕組み」と理解するとイメージしやすく、自分の年齢やリスク許容度に応じて運用を柔軟に調整できる便利な機能です。長期的な資産形成を続けるうえで、定期的な見直しとスイッチングの活用は大きな効果を発揮します。
譲渡税
譲渡税は、資産を売却して得た利益(譲渡益)に課される税金で、不動産取引で特によく使われる用語です。不動産の場合、保有期間によって短期譲渡(5年以下)と長期譲渡(5年超)に区分されます。 短期譲渡では約39.63%(所得税30%、住民税9%、復興特別所得税2.1%)、長期譲渡では約20.315%(所得税15%、住民税5%、復興特別所得税2.1%)が課税されます。 また、不動産には3,000万円の特別控除や買い替え特例といった税制上の優遇措置があります。一方、株式や暗号資産などの売却益に課税される場合には「キャピタルゲイン課税」と呼ばれることが一般的です。