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受渡日
読み:うけわたしび
受渡日とは、株式や投資信託などの金融商品を売買した際に、その代金の支払いや有価証券の引き渡しが実際に行われる日のことを指します。注文を出して約定(売買が成立)した日とは異なり、受渡日は通常その約定日の2営業日後(T+2)となっています。
たとえば、月曜日に株式を購入した場合、水曜日が受渡日となり、その日に代金の支払いと株式の受け取りが完了します。この日以降、買い手は正式な保有者として株主権利(配当や議決権など)を得ることになります。資産運用や税務上の取扱いにおいては、取引が実際に成立した日(受渡日)を基準に考えることが多いため、重要なスケジュール上の概念となっています。
関連する専門用語
約定
約定とは、株式や投資信託、FXなどの金融商品を売買する際に、買い手と売り手の条件が一致して取引が成立することを指します。注文を出しただけでは取引は完了しておらず、実際にその注文が市場で相手とマッチして取引が成立した瞬間に「約定した」と表現されます。 たとえば、ある株を「1,000円で買う」という注文を出し、売りたい人が同じ価格で売り注文を出していれば、その時点で売買が成立し、これが約定となります。投資では、この約定が実際の資産の動きを決定づける重要なタイミングであり、注文方法(指値や成行など)や市場の状況によって、約定のタイミングや可否が左右されることもあります。
権利確定日
権利確定日とは、株式などの有価証券において、配当金や株主優待、新株予約権などの権利を得るために、株主として名簿に記載されている必要がある基準日を指します。つまり、この日までに株式を保有していることで、配当や優待などの権利を受け取る資格が確定します。 日本では一般的に、企業の決算期末(たとえば3月末や9月末)に設定されることが多く、投資家にとっては重要な節目となります。ただし、株式の受渡には数営業日かかるため、実際に株を購入しておくべき日は「権利付き最終日」と呼ばれ、権利確定日の2営業日前(※制度変更で取引所のルールにより変動あり)となっています。資産運用の現場では、配当利回りや優待の受け取り計画において、この日を正確に把握することが利益確保の鍵となります。