専門用語解説
ソブリン債
ソブリン債とは、国が資金を調達するために発行する債券のことを指します。たとえば、日本国債やアメリカ国債などがこれにあたります。「ソブリン」は「国家」という意味を持ち、つまり国が元本や利息を返済する責任を持っている債券ということになります。信用力の高い国が発行するソブリン債は、リスクが低いとされており、安全性を重視する投資家に好まれます。一方で、新興国のソブリン債は利回りが高い反面、政治や経済の不安定さからリスクも高くなる傾向があります。投資初心者にとっては、リスクとリターンのバランスを学ぶうえで、良い例となる投資対象です。