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サバイバー・バイアス
読み:さばいばあ・ばいあす
サバイバー・バイアスとは、成功した事例や生き残ったものだけに注目し、失敗したり消滅したものを無視してしまうことで、全体の実態を正しく評価できなくなる思考の偏りのことです。資産運用の分野では、たとえば過去に存在したが成績不振で廃止されたファンドを除いて、現在残っている好成績のファンドだけでパフォーマンスを分析すると、実際以上に良好な結果が出てしまう可能性があります。
SPIVAのレポートではこのサバイバー・バイアスを排除して統計が作られており、投資判断の信頼性を高めるためにも重要な概念とされています。
関連する専門用語
SPIVA(スピーバ)
SPIVA(スピーバ)とは「S&P Indices Versus Active」の略で、S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスが定期的に発表しているレポートのことです。このレポートでは、アクティブ運用の投資信託が、S&Pのような市場平均を示すベンチマークと比べて、どの程度の成績を上げているかが示されます。 つまり、プロのファンドマネージャーが運用する投資信託が、市場平均に勝っているのか、それとも負けているのかを確認するための資料です。多くの国や地域を対象にしたデータがあり、アクティブ運用とパッシブ運用を比較するときによく使われます。特に、長期的には市場平均に勝てるアクティブファンドが少ないという結果がよく示されることから、投資判断の参考として非常に重要です。
投資判断
投資家が株式や債券、不動産などの資産を売買または保有するかどうかを決定するプロセスです。企業の財務状況や業績見通し、業界トレンド、マクロ経済指標など、さまざまな情報を分析し、リスクとリターンのバランスを考慮しながら判断を下します。 短期的な値動きよりも企業の長期的成長性を重視する投資スタイルもあれば、テクニカル分析による短期売買を中心とする投資家も存在します。投資家自身のリスク許容度や資金計画、投資期間などによって最適な判断は異なるため、目的と手法を明確にすることが大切です。