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兄弟は法定相続人に含まれますか?

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兄弟は法定相続人に含まれますか?

回答済み

1

2026/03/22 14:54


男性

50代

question

被相続人に配偶者や子どもがいる場合でも、兄弟姉妹は法定相続人になるのでしょうか。どのような場合に兄弟姉妹が相続人となるのか、順位や相続分など、基本から整理したいと考えています。

answer

回答をひとことでまとめると...

配偶者や子がいる限り、兄弟姉妹は原則として法定相続人になりません。子・直系尊属が不在のときのみ第三順位として相続し、代襲は甥姪までです。

佐々木 辰

38

株式会社MONOINVESTMENT / 投資のコンシェルジュ編集長

被相続人に配偶者や子どもがいる場合、原則として兄弟姉妹は法定相続人になりません。相続の順位は「①子(直系卑属)②父母・祖父母など(直系尊属)③兄弟姉妹」で、先順位がいれば後順位は相続しない仕組みです。

兄弟姉妹が相続人になるのは、子(または孫などの代襲相続人)がいない、かつ直系尊属(父母・祖父母など)もいない場合に限られます。このとき配偶者がいれば、配偶者と兄弟姉妹(または甥・姪)が共同相続します。

代襲相続の要点は2つです。①子が亡くなっていても孫が代襲相続するため、兄弟姉妹は相続しません。②兄弟姉妹が相続人となるケースで兄弟姉妹が亡くなっていると、甥・姪が代襲相続します(原則として再代襲はありません)。

相続分は、例として配偶者+兄弟姉妹なら配偶者3/4、兄弟姉妹1/4(複数なら1/4を均等、異父母・異母兄弟は取り分が半分)です。なお兄弟姉妹には原則遺留分がないため、遺言の影響も受けやすい点に注意してください。

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直系尊属とは、自分から見て「直接上の世代」にあたる血縁関係のある人を指します。具体的には、父母、祖父母、曽祖父母などがこれに該当します。たとえば、自分の親や祖父母はすべて直系尊属ですが、叔父や伯父、兄姉などは含まれません。 法律や相続の分野では、この「直系尊属」という関係性が非常に重要です。たとえば、相続税の計算や贈与税の特例などで、直系尊属からの贈与であれば税金が軽くなる制度が用意されていることがあります。また、法定相続の順位や扶養義務などでも、直系尊属であるかどうかが判断の基準になることがあります。資産運用や相続対策を考えるうえで、家族の中の関係性を正確に理解することが大切であり、その基本となるのがこの直系尊属という考え方です。

代襲相続

代襲相続とは、本来であれば相続人となるはずだった人が、相続が始まる前にすでに亡くなっていたり、相続欠格や廃除などの理由で相続できなくなった場合に、その人の子ども(直系卑属)が代わりに相続する仕組みのことをいいます。たとえば、亡くなった人(被相続人)の子どもがすでに他界していた場合、その子どもの子ども、つまり被相続人から見ると孫が相続するという形になります。この制度は、家族間の公平性を保ち、血縁のつながりに沿って財産が引き継がれることを目的としています。代襲相続は主に「子ども」や「兄弟姉妹」が相続人になる場合に認められており、それ以外の親族では適用されない点に注意が必要です。

法定相続分

法定相続分とは、相続人が相続できる取り分について、民法であらかじめ定められている割合のことをいいます。 たとえば、被相続人に配偶者と子どもがいる場合、配偶者が2分の1、残りの2分の1を子どもたちが均等に分けるというように、法定相続分が設定されています。 相続人の組み合わせによって割合は異なり、たとえば「配偶者と親」が相続人の場合は、配偶者が3分の2、親が3分の1、「配偶者と兄弟姉妹」の場合は、配偶者が4分の3、兄弟姉妹が4分の1というように決まっています。 遺言書がある場合は、その内容が優先されますが、遺言がない場合や、遺産分割協議の目安として法定相続分が使われることが一般的です。 この割合はあくまで「基準」であり、相続人間の話し合いで異なる分け方をすることも可能です。

遺留分

遺留分とは、被相続人が遺言などによって自由に処分できる財産のうち、一定の相続人に保障される最低限の取り分を指す。日本の民法では、配偶者や子、直系尊属(親)などの法定相続人に対して遺留分が認められており、兄弟姉妹には認められていない。遺留分が侵害された場合、相続人は「遺留分侵害額請求」によって不足分の金銭的補填を請求できる。これは相続財産の公平な分配を確保し、特定の相続人が極端に不利にならないようにするための制度である。

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