専門用語解説
WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエイト)
WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエイト)とは、アメリカで産出される原油の代表的な種類のひとつで、世界の原油価格を決める際の基準(指標)として使われています。特にニューヨークの原油先物市場で取引される原油は、このWTIが中心です。WTIは軽質で硫黄分が少ないという特徴があり、ガソリンなどの燃料に精製しやすいため、高品質な原油として評価されています。
資産運用の世界では、WTIの価格動向はエネルギー関連株やインフレ動向にも影響を与えるため、投資判断において注目される指標の一つです。